人気ブログランキング | 話題のタグを見る

次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法

気が付けばもう夏休みも終わりますが、
この夏はいかが過ごされたでしょうか。

どうも、大西です。
僕の夏といえばそうですね・・・、

毎年甲子園が始まると、見たいテレビ放送が後回し
ええ、野球大好きですよ、もちろん。

------

さて、今回は地盤調査と地盤改良のお話です。
家を建築する上で必ず触れなくてはならない、
地面のお話です。

どれだけ丈夫な家を建てようとも、
下(地盤)がユルユルだと、建物が沈んでしまいますね。

仮に表面が固そうなところも、
掘ってみたら下の方はゲル状だったら・・・
最初は大丈夫でも、建築後、
数年、あるいはその間に大きな地震がきたら・・・

だから!!!
地盤調査はとても大事なんです。


そんなわけで数日ほど前ですが、
ハイアスアンドカンパニーさんから次世代改良工法
「HySPEED工法」を見させて頂きました。

写真は地盤調査の様子です。
地下2mまでゆっくり掘り進んでいき、
棒の沈み具合や音を聞きながら地盤の様子をデータで確認しています。
次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13131263.jpg
*写真工程の業者さんは加東市のヒカリ電業さんです。




ちなみに従来、軟弱地盤には表層改良という工法で対応することも出来ますが、
腐葉土など、固化剤を混ぜても固まらない地盤があるそうです。


下の画像はその様子
並んで3つずつ、白いのが固まったもの、黒いものは腐葉土だそうです。
白い方は固いセメントという感じですが、
黒いほうは触っただけで崩れるような脆い土でした。
次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13124709.jpg

改良したつもりが、まったく意味のない結果に終わることもあるようです。

なので今回の工法が注目されているわけです。
というわけで工程に戻りますが、

次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13132850.jpg

直径60センチほどある大きなドリルで
ひたすら2mえぐっていきます。

次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13144748.jpg
こんな感じですね。
で、その穴に・・・

次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13134532.jpg
2~4センチほどの天然砕石を大量に詰め込んでは、
上から適度に圧を掛けるわけです。

次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法_a0271505_13140693.jpg
この工程をひたすら繰り返し、
数十箇所、建物の基礎に掛かる箇所に施工します。
工程の内容はこれだけです!!


これで地盤の状態は大幅に改善され、
かつ環境にも優しい地盤となりました。


・軟弱地盤が改良される
・水はけがかなり良い
・天然の石を敷いただけなので、土壌汚染がない
・更地にする際の撤去が不要
・撤去がいらず、資産価値が下がる原因にならない
・もちろん環境にも良い


いや、本当に良い事だらけです。
つまり、選ばれるわけです。


親から譲り受けた土地など、
どうしても住みたいが地盤が心配・・・
そんな時も活躍すると思います。


今回は地盤改良の紹介でした。

※残念ながら企業案件ではありません・・・。


by eyefulhome | 2017-08-30 08:53

アイフルホーム加西店のブログです。


by eyefulhome