次世代・地盤改良工法 ハイスピード工法
2017年 08月 30日
気が付けばもう夏休みも終わりますが、この夏はいかが過ごされたでしょうか。
どうも、大西です。
僕の夏といえばそうですね・・・、
毎年甲子園が始まると、見たいテレビ放送が後回しええ、野球大好きですよ、もちろん。
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さて、今回は地盤調査と地盤改良のお話です。家を建築する上で必ず触れなくてはならない、地面のお話です。
どれだけ丈夫な家を建てようとも、下(地盤)がユルユルだと、建物が沈んでしまいますね。
仮に表面が固そうなところも、掘ってみたら下の方はゲル状だったら・・・最初は大丈夫でも、建築後、数年、あるいはその間に大きな地震がきたら・・・
だから!!!地盤調査はとても大事なんです。
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そんなわけで数日ほど前ですが、ハイアスアンドカンパニーさんから次世代改良工法「HySPEED工法」を見させて頂きました。
写真は地盤調査の様子です。地下2mまでゆっくり掘り進んでいき、棒の沈み具合や音を聞きながら地盤の様子をデータで確認しています。*写真工程の業者さんは加東市のヒカリ電業さんです。
ちなみに従来、軟弱地盤には表層改良という工法で対応することも出来ますが、腐葉土など、固化剤を混ぜても固まらない地盤があるそうです。
下の画像はその様子並んで3つずつ、白いのが固まったもの、黒いものは腐葉土だそうです。白い方は固いセメントという感じですが、黒いほうは触っただけで崩れるような脆い土でした。
改良したつもりが、まったく意味のない結果に終わることもあるようです。
なので今回の工法が注目されているわけです。というわけで工程に戻りますが、
直径60センチほどある大きなドリルでひたすら2mえぐっていきます。
こんな感じですね。で、その穴に・・・
2~4センチほどの天然砕石を大量に詰め込んでは、
上から適度に圧を掛けるわけです。
この工程をひたすら繰り返し、
数十箇所、建物の基礎に掛かる箇所に施工します。
工程の内容はこれだけです!!
これで地盤の状態は大幅に改善され、
かつ環境にも優しい地盤となりました。
・軟弱地盤が改良される
・水はけがかなり良い
・天然の石を敷いただけなので、土壌汚染がない
・更地にする際の撤去が不要
・撤去がいらず、資産価値が下がる原因にならない
・もちろん環境にも良い
いや、本当に良い事だらけです。
つまり、選ばれるわけです。
親から譲り受けた土地など、
どうしても住みたいが地盤が心配・・・
そんな時も活躍すると思います。
今回は地盤改良の紹介でした。
※残念ながら企業案件ではありません・・・。
by eyefulhome
| 2017-08-30 08:53
アイフルホーム加西店のブログです。
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